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H2O わくわく発見記

主に植物、科学、国際協力などの分野で出会ったこと、感じたことなどをまとめていきます。今日はどんな出会いが待っているでしょう?いくつになってもワクワク!みなさまよろしく!

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モンゴル шатан の初夏

5月は天気が急変し夏の暑さと雪の冬を繰り返していましたが、段々暖かくなってきました。5月30日から我が大学の自然科学学部の学生達は自然探求実習に入りました。2週間UBより北のシャタンという村でキャンプしながらの実習です。
食事作り水くみ薪集めなど、当番制で交互にします。
1 SDSC02287
日中は先生と共にあちこちハイキングしながら植物、動物などを採集。
2 SDSC02584
帰ってきてから先生の講義を受けながら生物の名前を調べたり覚えたり。
後でレポートを提出しないといけないので皆真剣です。
3 SDSC02593
私は指導なんて出来なくて、自分がいろいろ見るのに必死でしたが・・・
キャンプのある場所は山の裾野、周りには草原が広がります
4 SDSC02093
石がごろごろのやや乾燥した草原
5 SDSC02163
植物たちが競い合う「普通」の草原 銀色に光るのはヤラゴイのチングルマのような果実です
6 SDSC02222
川の近くの湿地は谷地坊主が見られるような環境
7 SDSC02086
今回あるいた山はこのような白樺やシベリアカラマツの林でした。道はなく、自分で道をつけて歩く完全なヤブこぎ・・・。
9 SDSC02481
これが林の様子です
8 SDSC02545
この林の中でViola dactyloides テガタスミレ に会えました。写真のできがあまりに悪くてがっかり。ごめんなさい。
10 Violaceae Viola dactyloides SDSC02555
葉が手のひら状、たくさんの白毛があります
11 Violaceae Viola dactyloides SDSC02552
前回紹介したこの紫のスミレの葉も切れ込んでいましたがこちらとは違いますね。こっちはViola dessectaマンシュウスミレでいいのでしょうか?
12 Violaceae Viola dessecta   DSC01747
今回はもう一つ紫のスミレに出会いました。葉の特徴からも明らかにタチツボスミレの系統。
植物の先生に聞いた学名Viola sachalinensis を調べたらなんと、アイヌタチツボスミレでした。距の白さや花の中央が白く抜ける所など確かにアイヌタチツボスミレですね。こんなところでお会いするとは!!
13 Violaceae Viola sachalinensis DSC024672
黄色いスミレViola unifcoraのほうはもう果実になっていました。花も大きかったけれど果実も大きい(1センチ強)
14 Violaceae Viola unifcora SDSC02469
今年は花の不作年だそうで、いつもはたくさん花があってきれいだそうですが、それ程花が無く、皆がっかりしていました。
葉はたくさんあったのですが、咲いていたのはこれ1個体だったフウロソウ。フウロソウ科Geranium pseudosibiricum 
15 Geraniaceae Geranium pseudosibiricum SDSC02462
花の色はもっと赤みがあるのですが、写真で撮るとこんな色になってしまって・・・・時々そういう花がありますよね。また出会えたら再チャレンジしてみます。

こちらはワスレナグサの仲間むBoraginaceae ムラサキ科 Myosotis asiatica
16 Boraginaceae Myosotis asiatica DSC02176
尾根筋にたくさんあって目を引いたこの青い花、なんでしょう?
17 Polygalaceae Polygala hybrida SDSC02360
花を拡大してわかりましたPolygalaceae ヒメハギ科 Polygala hybrid
18 Polygalaceae Polygala hybrida SDSC02386
ミヤマオダマキのような葉はやはりミヤマオダマキのような花が咲きかけていました。Ranunculaceae キンポウゲ科Aquilegia sibirica(ルリオダマキという和名があるようです)
19 Ranunculaceae Aquilegia sibirica  SDSC02424
こちらもおなじみの花ミヤマハンショウズルのようですね。Ranunculaceaeキンポウゲ科 Atragene ochotensis
20 Ranunculaceae Atragene ochotensis SDSC02234
なんとそっくりの黄色いミヤマハンショウヅルがありました。Atragene sibirica
21 Ranunculaceae Atragene sibirica SDSC02305
私にとってはこちらの方が珍しくて喜んでいたら、植物の先生(ダリマ先生というこの国1番の植物学者だそうです)は紫の方を大変珍しがっていました。通常は秋に咲くのだそうです。
黄色い方は初夏。もうあっちにもこっちにも・・・・・たくさんたくさん
22 Atragene sibirica  SDSC02475
これは黄色いショウブ。以前紹介した青いショウブの黄色判。種名は違っていて、Iridaceaeアヤメ科 Iris flavissima。山の頂上付近の明るい草原にあり、どこでもある紫より珍しいようです。
22 Iridaceae  Iris flavissima SDSC02511
モンゴルの草原では黄色いポピーがきれいだと聞いていましたが、尾根筋で、これまたたった一つ咲いていた黄色いポピーです。Papaverraceae ケシ科Papaver nudicaule
23 Papaverraceae Papaver nudicaule SDSC02396
雌しべの変化を追ってみました、果実の中に入ってますね、ケシの実(種子)。
24 Papaverraceae Papaver nudicaule  雌しべの変化
ツェツェグーンでキンバイソウのようだったものはこんな花が咲いていました。Trollius altaicus あってました!!
25 Ranunculaceae Trollius altaicus SDSC02465
たいていはぽつんと地面にバラを刺したみたいに花をつけているのですが、こちらはちょっとだけ「群れ」になってます。
26 Ranunculaceae Trollius altaicus SDSC02550
今度はハクサンイチゲのようなこの花。Ranunculaceaeキンポウゲ科 Anemone crinite だそうです。
やや湿った草原から樹林下にたくさん咲いていました
28 Ranunculaceae Anemone crinita SDSC02214タカネバラのようなこちらはRosaceaeバラ科 Rosa acicularis
29 Rosaceae Rosa acicularis  SDSC02450
花をつけているのはこれまた1つでしたが、木はたくさんあったので時期になれば豪華になるのでしょう。
こちらは果実です。
30 Rosaceae Rosa acicularis SDSC02501
どこかで見たような・・・・Ericaceaeツツジ科 Rhedoolendron dahurdcum。31 Ericaceae Rhedoolendron dahurdcum DSC02539
早々と花をつけたもの達が寒のもどりで枯れてしまった残骸があちこちにありました。乾燥、極端な寒暖差、短い夏・・・・ほんとうに厳しい環境に生きているんだと思います

これはアマドコロのようです。Liliaceaeユリ科 Polygonatum odoratum
32 Liliaceae  Polygonatum odoratum SDSC02270
花を拡大してみました。
33 Liliaceae  Polygonatum odoratum SDSC02269
Liliaceae ユリ科 Maianyhemum bifolium ヒメマイヅルソウ。日本と同じような亜高山帯の林床にたくさんあります。
こちらはギョウジャニンニクAllium victorialisのようです。
35 Liliaceae  SDSC02544
似ているものといえば、このカラマツソウもそっくり!Ranunculaceaeキンポウゲ科 Thalictrum petaloideum
36 Ranunculaceae Thalictrum petaloideum SDSC02246
なんとカナビキソウのそっくりもありました。Santalaceaeビャクダン科 Thesium refractum. 尾根筋、林床など個体数もかなりでした
37 Santalaceae Thesium refractum SDSC02409
ナデシコ科Caryphyllaceae の~ツメクサのような仲間は日本でも頭がごちゃごちゃになりますが、こちらでもたくさんあります。これは Carastium arvense
38 Caryphyllaceae  Carastium arvense SDSC02110
これはStellaria petraea
39 Caryphyllaceae  Stellaria petraea sDSC02572
Moehringia lateriflora タガソデソウの仲間ですね。
40 Caryphyllaceae  Moehringia  lateriflora SDSC02453
そしてこれは名前がわからないのですが、ゴマノハグサ科のシオガマの仲間ですね。
41 SDSC02412
まだまだGETしたものはたくさんありますが、今日はここまで。
類似品がたくさんだったでしょう?おかげで植物名を聞いたり調べてもらったりするのしやすいです。
砂漠の方に行くと全く見当もつかないようなものがたくさんあるようですがこちらはなかなか行きにくいです、チャンスが来ないかなあ・・・・
それではまた
  1. 2012/06/04(月) 14:19:15|
  2. 植物
  3. | コメント:1
<<モンゴルшатанの初夏の植物2 | ホーム | 黄色の研究>>

コメント

わあ~ H2Oのわくわくの爆発だ! これは期待をしていたモンゴルの自然と花々 素敵ですね。 2週間一緒に生活をされたのですか? 興奮しすぎて お疲れが出ません様に。ここには ゴミはないのですね。
これからも 珍しい見たことのない花々期待をしています。
  1. 2012/06/05(火) 22:48:56 |
  2. URL |
  3. masako #-
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

エイチツーオー

Author:エイチツーオー
ただいま海外シニアボランティアとしてモンゴルに派遣されています。植物と科学実験大好きです。
モンゴルではなかなか簡単に植物観察ができませんが、素敵な出会いがあったらUPします。皆様よろしく!
植物は素人ですので記事に間違いがある可能性があります。間違っていましたら教えてくださいませ。この場でまとめながら勉強したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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